FX・為替

週間為替展望:豪ドルはRBAのタカ派で下値を支え、ランドは貴金属高で底堅い

2026年9月4日 12:03 JSTEAパラダイス編集部

ニュース概要

9月7日週の為替展望では、豪ドル、ニュージーランドドル(NZドル)、南ア・ランド(ZAR)それぞれに異なる要因が見られるとの見通しが示されています。予想レンジは豪ドル円が111.00-114.00円、南ア・ランド円が9.60-9.95円です。

通貨別の見通し

豪ドルは高値圏での堅調な推移が見込まれます。主因としてオーストラリア準備銀行(RBA)のタカ派的スタンスの維持が挙げられており、これが豪ドル相場の下値を支える構造に変化はないとされています。インフレ抑制に向けた利上げ局面の維持や労働市場の底堅さを背景に、他国中銀との政策変更のスピードの差に着目した豪ドル買いが選好されやすい地合いだとしています。

NZドルは対ドル・対円・対豪ドルで軟調になりそうだと指摘されています。ニュージーランド準備銀行(RBNZ)は今週の会合で政策金利を2.75%へ引き上げたものの、声明でCPIの中期的な収束見通しを示したため、市場では連続利上げサイクルの終了が近いとの見方が浮上しているとされています。これにより、利上げ発表自体が事実上の材料出尽くしと受け止められ、NZドルの上値が重い状況が続くと見込まれています。

南ア・ランド(ZAR)は貴金属価格の上昇が引き続き支えになると見られます。足元では日米などの財政懸念を背景に安全資産としての貴金属買いが意識され、中長期的には底堅く推移する公算が大きいとしています。来週は8日に4-6月期GDP、

注目イベント

  • 8日:8月NAB企業信頼感指数およびウエストパック消費者信頼感指数の発表予定。
  • 同日:ハンターRBAチーフエコノミストやハウザーRBA副総裁による講演やインタビュー対応が予定。
  • 9月のMPCを控えたNZドルの動向が注目される点も指摘されています。
免責事項:本記事は情報提供を目的としたものであり、投資助言ではありません。投資判断はご自身の責任で行ってください。