FX・為替

介入にもかかわらず円は下押し圧力が続く

2026年8月18日 22:02 JSTEAパラダイス編集部

7月末と8月初め、日米は円を支えるため異例の共同為替介入を実施し、それぞれ約$89 billionと$5-$10 billionを支出しました。当初、円はドルに対して164から156まで強含みましたが、2週間後にはUSD/JPYが再び約160近辺に戻っています。

これは、介入が米国と日本の大きな金利差を含む根本的な問題を解決しなかったためです。その金利差により、投資家が円を借りて例えば利回りの高い米国資産を買うといったキャリートレードが依然として魅力的なままだからです。

米国のインフレは冷え始めているのではないか、したがってFRBはよりハト派に転じる可能性があるのではないかという見方もあります。実際、7月のCPIは前年比で3.4%に鈍化し、6月の3.5%から低下しました。コアCPIも2.6%から2.5%に下がっています。

PPIも予想を下回り、前月比では横ばい(予想は+0.2%)となり、前年比では5.5%から4.7%へ低下しました。

問題は、原油価格が依然として高止まりしている点です。ガソリン価格は1ガロン当たり依然として$4を上回っており、米国とイスラエルが戦闘を開始して以来30%以上上昇しており、別のインフレ波のリスクを高めています。

また、貿易戦争が再燃しており、米国は水曜日に一部のカナダ品に対して50%の関税を課す予定です。ワシントンがイランの貿易相手に対する制裁を強化すれば、インドや中国との商業関係も悪化する可能性があります。

免責事項:本記事は情報提供を目的としたものであり、投資助言ではありません。投資判断はご自身の責任で行ってください。