金融・経済

銀行家調査:SNBは来年まで政策金利0%維持を予想

2026年8月31日 18:07 JSTEAパラダイス編集部

調査結果

調査では、回答したスイス銀行家全員がSNBの政策金利を今年残り期間0%のままと予想しています。2027年については60%が通年0%を見込んでおり、残りの回答者は2027年に利上げを開始すると予想しています。

ほとんどの回答者は政策金利が0.25%へ押し上げられると予想しており、唯一の例外は来年末までに0.50%への引き上げを予想する1件の回答でした。

経済情勢と見通し

世界的にインフレ圧力が高まる中でも、スイスは大半の点でそれに追随していないと指摘されています。最新のインフレ数値は、インフレリスクよりもむしろデフレリスクを反映しているとされています。現時点では、物価がゼロやマイナス領域に向かっているわけではないため、政策当局はその点に安堵できると述べられています。

また、米国とイランの紛争が世界的な物価圧力を下支えしていることもその一因とされており、その影響がなければ今年のスイスの状況はまったく異なる議論になっていた可能性があるとしています。

将来リスクと懸念

SNBはコロナ禍からの“救済カード”を得ていたが、それを活用しきれなかったと述べられています。いずれ再びデフレの議論や非伝統的な金融政策(NIRPおよび/またはQE)に立ち戻ることになるのではないかと懸念しており、筆者は懐疑的だが、それでも全体像ではスイスに対するリスクのバランスは下方に傾いていると感じているとしています。

免責事項:本記事は情報提供を目的としたものであり、投資助言ではありません。投資判断はご自身の責任で行ってください。