中国、7月経済指標発表を北京時間午後3時に変更
中国、7月経済指標の発表を午後に変更
National Bureau of Statisticsは7月の経済指標発表の時刻を月曜の北京時間午後3:00に変更しました。これにより、市場リスクはアジアの午後取引時間に移り、欧州市場の荒いオープニングを招く可能性があるとみられます。
今回のデータパッケージには工業生産(industrial production)、小売売上高(retail sales)、固定資産投資(fixed-asset investment)、不動産価格が含まれます。
市場では工業生産が6月から減速する見通しがある一方、全体の投資は引き続き不動産セクターの弱さに制約されていると見られます。直近の数値では生産者物価の上昇率が7月に3.5%と3か月ぶりの低水準まで低下し、消費者物価圧力も緩和していました。
また、市場は小売売上高が北京による消費者の下取り施策に支えられて相対的に堅調を示すと予想しています。主要指標が弱い結果となれば、地域の株価指数や人民元に下押し圧力がかかる可能性があり、People’s Bank of Chinaが預金準備率引き下げや利下げを実施する可能性があるという見方を強める可能性があるとみられます。
今回の発表時刻の異例の変更は、トレーダーにとって7月の成長動向に関する明確なシグナルを求める中での注意喚起となっています。銅や原油など中国の需要シグナルに敏感な工業コモディティへのポジション調整が生じる可能性があるとされています。
